お知らせ ・ ブログ NEWS & BLOG
風水?家相?
2020.09.16 やまぜんホームズ本社最近、少しづつ涼しくなり夜のお散歩にワンコが付き合ってくれるようになった
本社富樫です。
先日本社のコンさんが風水のお話をあげていたので、私は家相のお話を少し・・
ちなみに風水と家相は違うものです。
※ちなみにトップの写真は風水で使う羅針盤です
風水は古来中国で発生し、土地や環境等の良し悪しを調べ気の流れを考えるもの・・らしいです。
家相は風水をベースに日本独自に進化したもので建物の良し悪しを判断する考え方で、
元々の風水よりも八卦等の占いや宗教的な要素も含まれて進化したものとのことです。
私もちょっと(20年くらい)前は住宅のプランナーをやっていた際には、結構家相を気にする方もいましたが・・
今は最優先事項とする人は少なくなったような印象はあります。
そのころ勉強した際に、印象的だったのは、家相の先生が
【家相は占いやオカルトではなくて、先人達が一生懸命考えた家づくりの知恵の集大成です!】と言われ納得をした記憶があります。
とはいっても、家相の話って結構先生によって言う事が違うこともありますし、
そもそも方位の北の定義も磁北だったり真北だったりで違うこともあるので・・
そんな考え方もあるんだね~という軽いノリで受け止めていただけるとありがたいです。
今回はよく聞く【鬼門】【裏鬼門】について・・
結構有名な言葉なので聞いたことがある方も多いかもしれません。
家相では凶の方角として
鬼門=北東方向 裏鬼門=南西方向があります。
あってはダメなものの代表例としては
玄関・水回りなどなど・・
本気で確認し始めるとものすごい事になります(;´・ω・)
家相表といわれるものがコチラ
正直にいうと張り欠けの関係や重心の出し方など専門の方でないとなかなか判断は難しいです。
当時プランを作成する際には鬼門・裏鬼門・水回りに意識しながら検討をしていましたが、
実際に家相を重視すると生活導線は苦しくなってしまうというのがプランニングあるあるでした。
ちなみに前述の先生曰く凶相とされることにも根拠があり
鬼門の玄関について
・古来中国にとって北東方向に蛮族がいて、そちら側に門扉を作らない事が必要だった(万里の長城があるのも秦の北東方向)
という説や、
裏鬼門のカマドについて
- 偏西風の関係で日本は南西~北東に向けて風が抜ける為裏鬼門(南西)にカマド(今でいうキッチン)があると火災が広がりやすくなる
- 冷蔵庫が無い時代なので西日で食材がだめになりやすく、カビも出やすいためキッチンはダメなどなど
そういわれるとなるほど~と思いませんか?
なんにしてもお住まいになる方達の幸せの為に家づくりはしていくことなので、先人たちの知恵を生かしながら、納得のいく家づくりをしていきたいですね
記 事 検 索