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冬がくる

2020.10.31 やまぜんホームズ本社

秋の気配を感じたと思ったら一気に気温が下がり冬支度。

コタツを出すか?一冬をエアコンだけで過ごすか悩み中の本社 富樫です。

日本人の心はコタツとみかんで育つ、という説があるとかないとか・・コタツは暖かいですし空気を汚さないのでいいのですが、ついつい寝てしまい風邪をひいてしまうので、毎年躊躇してしまいます。

昨年まで長野県で暮らしていた私からすると冬場の6度や7度は暖かい小春日和と感じるくらいなので、暖房なんてなくても平気!と思っていましたが、寒いものは寒いですね。

 

暖房も今は色々出ていて、昔はガスや灯油のFFヒーター系が能力が高く人気があったのですが、燃費やサイズ等の問題もあり、また外気温-15度でも暖房が使えるようにエアコンのヒートポンプユニットの性能の向上をしたり、太陽光・オール電化の普及も進んだ関係で電気をエネルギーにした暖房器具の人気がある傾向です。

モチロン住宅そのものの性能が高い事が重要になりますが、実際に採用する際には、その特徴を理解して採用したいものです。

ちなみに・・

熱というのは分子の運動の事です。

そして熱の伝わり方には、熱移動の3原則・熱伝導・対流・熱放射があります!

小学校の時に習ったのですが・・おさらいで

①熱伝導→物質から物質へ分子の運動が伝わる事

分かるような分からないような・・簡単に言うと触れると熱い・冷たいが伝わるってことですが、空気を介しても伝わるものも含まれます。

②対流→流体(液体や気体)の密度の変化によって流体が移動して熱が伝わる事

お風呂で暖かいお湯が上にあるけど下の方が水!っていう現象ですね。

③熱放射→赤外線などの電磁波によって熱が伝わる事

身近なものでいうとオーブントースターやストーブなどです。

一番の特徴は真空でも熱を伝える事です。

という事で・・

実際の暖房器具でいうと

①ホットカーペットや床暖房などなど

②エアコンやファンヒーターなどな

③焚火やコタツなど

ただ実際には熱放射と伝導は一つの暖房器具で合わせ技になっている事が多いようですね

いずれにしろどういう暮らし方をするのか?を含めて空調器具は選んでいきたいものです。

ちなみに冬に家を検討すると、ついつい夏対策を忘れがちですが、一年間の気温の変化を考えながら、暖める・冷やすというよりは、一年を通じて温度環境をできる限り一定に保つという考え方が良いですね。

今は色々な暖房器具のセレクトができますので、まずはしっかりと断熱性能・機密性能を高めた上で、空気を汚さないクリーンでコスパの良い空調を選んでいきましょう。

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