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米倉庫管理担当の伊豫田です。

先日、仕事を終えて帰宅しようと、会社の従業員用の少し離れた場所にある駐車場に歩いて行った時のことです。

自分の車の運転席の扉をあけて乗り込んで、ブレーキを踏みながらエンジンをかけてエアコンがかかり、

室内に空気が流れ始めたら、ぷーんとフンのにおいが車内に広がりました。

「ん？まさか何か踏んでしまったか？？」

と足元を見ると、

なんと右足の靴の裏にそれらしきものが付いていました。

どうやら、駐車場にどこかのワンちゃんのフンが落ちていたようです。

「あ～最悪だぁ～。なんて日だ！」

と心の中で叫びましたが、

「いやいや、こんな時こそ毎日朝礼で学んでいるプラス思考でものごとを捉えないと！」

と思い、

「ウン（運）がつくなんて、今日はなんてラッキーなんだろう！！」

と、少しだけ前向きに考えてみました。

とりあえず、右足の靴の裏についたフンは、土や草で拭って、窓を全開放して、

改めて車を走らせたのですが、なぜかフンのにおいは収まりません。

改めて、足元を確認してみると、

なんとフンがブレーキペダルのゴムパッドの溝にしっかりとこびりついてしまっていたのです。

「おいおい、まじかよ～。深い溝にこびりついてしまっているよ～、最悪だぁ～」

「いやいや、なんとか前向きにとらえよう」

「ブレーキのパッドの溝がこんなにしっかり刻まれているなんて今まで全然知らなかったよ～。

こんな豆知識を得ることができて、今日はなんてラッキーなんだろう！」

と。

ブレーキペダルの溝が深いため、きれいに掃除するには、水とブラシのような物が必要です。

でも、もちろんそんな気の利いた道具はその場にはありません。

「このまま、車内がフンのにおいまみれのまま、約１時間かけて帰るのかよ～。まじで最悪だぁ！」　

「いやいや何とか逆転の発想でプラス思考で・・・」

「・・・何も出ない・・・」

さすがにもう前向きな考え方はできませんでした（TT）

そのままの状態で家に着くまでの約１時間、

ブレーキを踏むたびに、

「あー、オレ今フンを踏んでる・・」

ブレーキを踏むたびに、

「あー、またフン踏んでる・・」

心が死にかけました。

そして・・

家に着いてから、バケツに水を汲んで、靴用のたわしで溝からフンを掻き出しながら洗いました。

この一件で、いったい何が言いたかったかというと、

最悪な出来事をプラスに考える良いトレーニングになったということです。