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72の法則
2020.10.08 草津展示場ぐっと寒くなってまいりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
本日はお金の話をしたいと思います。
72の法則をご存じでしょうか。
運用(投資)した元本が何年で2倍になるかを求めることができます。
72÷金利=年数
具体的に見てみましょう。
今から約30年前の1990年頃は預金金利が6%でした(驚愕です)。
72÷6(%)=12(年)
例えば100万円預けた場合、わずか12年で倍の200万円に(わーい)。
ちなみにその頃の住宅ローン金利は8.5 %でした(お目めが飛び出ます)。
3000万円借入れた場合、35年返済で毎月の支払いは22万4,058円、
返済総額は94,104,000円、利息分が64,104,000円です(顎が外れます)。
私たちの親世代は「お金貯めなさいよ」「家を買うときは頭金を多くして少しでも早く返しなさいよ」が口癖ですが、その理由がよくわかります。
現在の一般的な預金金利は0.01%です。
72÷0.01(%)=7200(年)
預けた100万円が倍の200万円になるのに7200年かかります(チーン)。
住宅ローン金利は0.6%、3000万円借入れた場合、35年返済で毎月の支払いは79,208円、
返済総額は33,267,000円、利息分が3,267,000円です。
今はお金貯てるんじゃなくてただ横に置いてるだけ。全然増えないし。
金利も低いし頑張って頭金を入れる必要があるのかな?
貯めるのは上手いが増やすのは下手と言われてきた日本人。
日銀が発表した「家計の金融資産構成」の日米欧比較では
【現金・預金比率】
日本52%
欧州35%
米国13%
【株・投資信託】
米国47%
欧州25%
日本16%
とにかく日本人は≪元本保証≫の貯金が大好き。
昔は投資などする必要がなく預貯金で勝手にお金が増える時代でした。
なのでお金の勉強をしてなくても特段困ることはなかったんです。
ところが現在、預貯金だけではお金は増えるどころか物価上昇による資産の目減りは免れません。
このことに気付く人が増えてきているようです。
そして政府もいよいよ「資産形成」について国民に学ばせる必要があると考えたようです。
2022年は日本の「投資元年」となるのでしょうか。
時代が変わればお金の事情も変わります。
大切なのはその時代に合ったお金の知識と感覚を持つことです。
と、言うことで、住宅ローンのことはもちろんですが、令和の時代に合ったお金の知識と感覚を身につけたい方へ
やまぜんホームズでは随時個別でのFP相談が可能です。
詳しくはお近くのやまぜんホームズまでお気軽にご相談ください。
草津展示場
冨永
記 事 検 索